クライアントに「これ、3Dでも見せてもらえますか?」と聞かれたとき。Blenderを開けば丸一日、外注すれば一週間。今はFigmaの中でクリック1回で済みます。

3秒で要約
2Dデザインを選択 Aletoプラグインを起動 3Dスタイルを選択 AIが3Dに変換 GLBで書き出し

これは何?

AletoはFigmaの中で2Dデザインを3Dモデルに変換するAIプラグインです。インドネシアのプロダクトデザイナー、Achmad Aliminが開発し、Figmaコミュニティで急速に広まっています。

仕組みはシンプルです。Figmaでフレームや画像を選択し、Aletoを起動して好みの3Dスタイルを選ぶと、AIが2〜5分で3Dモデルを生成してくれます。JPG、PNG、ベクターグラフィック、Figmaフレーム、コンポーネントなど、ほぼすべての2D要素を入力として受け付けます。

3Dスタイルは4種類あります:

1/4

Isometric

建築・インテリアデザインに適したアイソメトリックビュー

2/4

Realistic

リアルなテクスチャとディテールが際立つフォトリアルスタイル

3/4

Low-poly

ゲームやWeb 3Dにそのまま使えるローポリ最適化

4/4

Stylized

マンガ・イラストテイストのスタイライズド3D

プラグイン内にインタラクティブな3Dビューアーが内蔵されているので、回転・ズーム・アングル調整をFigmaを離れずに行えます。気に入ったアングルをキャプチャして、そのままキャンバスに配置することも可能です。書き出しはGLB形式に対応しており、Blender、Cinema 4D、Unity、Unreal Engineでそのまま開けます。

4,189
現在のユーザー数
4種類
3Dスタイルの選択肢
2〜5分
変換にかかる時間

現在4,189人が利用中で、週200人以上のペースで新規ユーザーが増えています。Figma Plugin Weeklyでも紹介され、LinkedInではあるデザイナーの紹介投稿が500件以上のいいねを集めました。反応としては「Blenderっぽい雰囲気があってかわいい」「適切な画像を入れればそれなりのクオリティ」といった声が多いです。

何が変わるのか?

3Dを作る方法はいくつかあります。問題は、ほとんどがFigmaの外で作業しなければならない点です。Blenderを学ぶにしろ、Meshyのようなウェブツールを使うにしろ、成果物をFigmaに持ち帰る必要があるんです。Aletoの核心は、Figmaのワークフローを離れずに3Dを作れるという点です。

Blenderで直接制作 Meshy(ウェブツール) Aleto(Figmaプラグイン)
学習コスト 数ヶ月 30分 0 — クリックするだけ
作業環境 Blenderを別途起動 ウェブブラウザ Figmaの中
変換速度 数時間 約1分 2〜5分
出力品質 最高(手動制御) 高い(PBRテクスチャ) 良い(4種類のスタイル)
価格 無料(時間コスト高) 無料プラン / 月$16 2回無料 / クレジット購入
書き出し形式 すべての形式 FBX, OBJ, GLBなど7種類 GLB

正直なところ、出力品質や形式の多様性ではMeshyやBlenderが上です。MeshyはPBRテクスチャまでサポートし、Blenderは言うまでもありません。でも肝心なのはそこではないんです。デザイナーがFigmaを離れずに3Dの叩き台を素早く見せられるというのが、Aletoの本当の価値です。

Figmaのエコシステム内だけで比較すると話は変わります。既存のFigma 3Dプラグインは、CSSトランスフォームベースのシンプルな変換(Vector to 3D、Simple 3D)か、アイコン専用(Flamel)か、モックアップ用(Rotato)がほとんどです。AIで実際の3Dモデルを生成できるのは、Aletoがほぼ唯一です。

3D要素をデザインに取り入れると、ユーザーエンゲージメントが約25%向上するという分析もあります。ランディングページ、アプリ紹介、プレゼンテーションにおいて、3Dビジュアルはもはや「あれば便利」なものではなく、競合との差別化要素になっています。

Aletoが輝くとき

プレゼン用3Dモックアップ、SNSコンテンツ、ランディングページのビジュアルのように、「完璧な3D」より「素早い3Dの叩き台」が必要な場面に最適です。プロダクション品質の3Dアセットが必要であれば、MeshyかBlenderが適しています。

始め方のポイント

  1. Aletoプラグインをインストール
    FigmaでResources(Shift+I)→ Pluginsタブ → 「Aleto」を検索 → Install。インストールすると無料クレジットが2つ付与されます。
  2. 変換するデザインを選択
    Figmaキャンバスで3D化したいフレーム、画像、またはコンポーネントを選びます。背景がすっきりしていて被写体の輪郭が明確な画像ほど、良い結果が得られます。
  3. 3Dスタイルとディテールを選択
    AletoパネルでIsometric / Realistic / Low-poly / Stylizedのいずれかを選び、ディテールレベルを設定します。
  4. 「Convert to 3D」をクリック
    AIが2〜5分ほど処理します。完了するとインタラクティブな3Dビューアーで結果をすぐ確認できます。回転・ズーム・アングル調整もすべて可能です。
  5. キャンバスに挿入またはGLBで書き出し
    気に入ったアングルをキャプチャしてFigmaキャンバスに直接配置するか、GLBファイルとして書き出してBlender、Unityなどで活用してください。

クレジットについて

無料クレジット2つを使い切った後は、Gumroadでクレジットパックを購入する必要があります。20クレジットから始まり、変換が失敗してもクレジットは消費されません。クレジットに有効期限はありません。