Figma Makeで半日でUIシアンが完成するって話、一度は聞いたことあるはずなんですよ。

ただ、ボタン一つ移動させるのにクレジット64個が消えちゃったって話は、なぜか誰も言わないんですよね。

3秒で言うと
プロンプト入力 フロー・レイアウト・インタラクション自動生成 クレジット消費 修正のループ デザインシステム再整備

速度の話は本当だったんです

本当に言っちゃうと、シアン生成の速度は誇大広告じゃなかったんです。オーハウスのデザイナー・ゴンディさんはFigma Make導入後、シアン作業が3~4日から半日に短縮されたってコメントしてるんですよ。

Figmaの説明も同じような感じなんです。画面とその動きを自然言語で説明しちゃえば、構造からナビゲーション、インタラクションまで一気に作ってくれるってわけですね。フレームをいちいち描く代わりに、「ログイン画面からホームへ遷移するフロー作ってよ」みたいな1文で始められるんです。

実際に使ってるレビュアーの感想も大体同じなんですよ。aiflowreviewはFigma AIのことをファーストドラフトエンジン(first draft engine)って呼んでるんです。ピクセル単位で磨き上げるツールじゃなくて、「この画面には何が入るべきか」って構成の意思決定そのものを前倒しするシステムだってわけですね。真っ白なキャンバスの前でああでもない、こうでもないって悩むのはもう終わり。見える形の「何か」から始められるんですよ。

3~4日 → 半日
オーハウスのシアン作業時間
2025.05
Config発表時期
2025.07
全有料プラン拡大時期

Figma Makeは2025年5月のConfig イベントで初公開されて、その年の夏に全有料プランに拡大されたんですよ。まだ1年ちょっとのツールなんですね。

ただ請求書を見ると話が変わってくるんです

速度だけ見たら完璧に見えるんですけど、ユーザーコミュニティに行くとけっこう違う話が出てくるんですよ。Figmaの公式フォーラムにはクレジット消費への不満が山ほどあるんです。

一般的な有料プランの基準で考えると、月3,000クレジットって実作業45分分くらいにしかならないって計算してるユーザーが多いんですよ。トーストメッセージを画面から50px下に動かすだけで64クレジット消えたっていう報告もあれば、複雑な修正1回で600クレジット以上消えたって事例もあるんです。

作業消費クレジット
トーストメッセージを50px移動64
複雑な単一修正作業600以上
エンタープライズチームの週間使用量30,000以上

ただ、もっと痛い指摘があるんですよ。あるユーザーが「プロンプトの70%をAIが最初に作った間違った結果を直すのに使ってる」ってコメントしてるんですよ。シアンは早く出てくるんですけど、そのシアンを使える状態にする過程でクレジットが流れちゃう構造なんですよ。

そもそも結果物の完成度も「そのまま使える」レベルじゃないんですよ。実際に試してみたレビュアーは、Figma MakeのプロジェクトがFigma Designで完全に編集可能なレイヤーとして開かれないってポイントを指摘してるんです。ベクターとコンポーネント全体が固まっちゃってて、結局デザイナーが一度は手を入れ直す必要があるんですよね。

オーハウスのケースもこの話に通じてるんです。シアンは半日で完成したんですけど、AIが作った結果物が会社のデザインシステムコンポーネントに自動で接続されなかったんですよ。その次のボトルネックだったユーザーテストのデータ整備は、Figma Makeじゃなくて Claude Code と MCP の組み合わせで別途対応することになったんです。1つのフェーズは早くなったけど、ワークフロー全体が一気に早くなったわけじゃなかったってわけですね。

期待してた図実際に起こってることろ
シアン生成プロンプト1行で終了1行で始まる、その後クレジット反復消費で調整
結果物の形そのまま使える完成デザイン編集可能な始まり、再作業が前提
デザインシステム既存コンポーネント自動反映手動マッピング別途必要

クレジットを無駄にしない方法

だからFigma Makeを使うなって話じゃないんですよ。クレジット消費してる場所を先に知ってれば、十分対策できるんです。

  1. レイヤー・フレームの名前付けから始める
    Figmaのガイドでは、統一されたレイヤー命名がAI出力の品質を上げるって説明してるんです。「Button_Next」「Screen_Home」みたいに役割が見える名前をあらかじめ付けておいてください。
  2. インタラクションはプレビューから、確定は後に
    フレームを選んで Prototype タブの Add interactions をクリックするとAIがフローを提案してくれるんですよ。すぐ確定しないで、Preview で実際の動きを確認してから Keep it をクリック。これで修正クレジット大幅削減です。
  3. 10~20ラウンドで終わらせる
    実際のユーザーは、アイデア探索は10~20ラウンドくらいで制限して、それ以上の調整は Figma Design に移るって勧めてるんです。ラウンドが増えるたびにクレジット消費が加速度的についてくるんですよ。
  4. 範囲を明確な新規フローに絞る
    要件がはっきりしてる新機能画面には合うんですけど、UI標準が厳格に決まってる成熟したプロダクトには合わないんです。適用範囲を絞ると修正ループが減るんですよ。
  5. デザインシステムマッピング時間を別途確保する
    AIが作った結果は会社コンポーネントに自動接続されないんですよ。シアン完成直後に、コンポーネント置き換え作業の時間を日程に別で入れておいてください。

もっと深く知りたい人へ

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